調べました
ハイサイ
昨日は、久しぶりに27時間テレビを見ながら、アナログ⇒地デジ以降の瞬間を楽しみました。
噂では、間に合わない等の事も聞きましたが、やっぱり変わりましたね~
最後の100キロマラソンのゴールなんかは思わずナイナイ2人の姿にウルッと来ちゃいました。
取り合えず、横道話は、ここまでにしておいて、タイトルの件なんですが、7月22日に載せたシーサーと一緒にあった謎の『戸板』について調べました。現物がコレです。【今日は長いです。】
ちょっと読みにくいかもしれませんが左から『紫微鑾駕・シビランカ』と呼びます。
その意味は、と言うと・・・
沖縄の建築儀礼のひとつに『棟上げ』と称される上棟式があります。その際に、棟木に『天官賜福 紫微鑾駕』(単に「紫微鑾駕」とする地域もある)と墨書きする習俗があった。地域によっては短冊型の棟札にそれらの文字を墨書きし、棟木に打ち付ける所もあったようです。そして、棟木や棟札には紅白の紙で包んだ米と塩を二つ、真ん中に木炭を昆布で巻いたものを吊り下げた。
墨書きされた文字の意味は、当初中国では天を司る神様程度の意味合いで使用されていた【天官】という言葉がいつしか、人々に幸福を授ける神【上元一品天官賜福大帝】と呼ばれるようになり、『天官賜福』とはこの神様を差しており、人々に幸福をもたらしてくれる神様の名前になる。
次に『紫微鑾駕』の「紫微」は、天の紫微給に住む大帝(万物を支配する神)の事である。「鑾駕」は天子の乗る輿(こし。乗り物)である。つまり、【大帝が輿に乗ってやってくる。】と言う意味がある。
新築の家に輿に乗った天官や大帝がやってきて、家を守り栄えさせて欲しいと言うオマジナイの言葉です。
<家に嘉利を付け、家族に幸福を授けて下さい。>と言う家主の心情を表すものであったと言えよう。
また、米や塩、木炭を昆布で巻いた物を吊り下げたのは、家・屋敷に鬼・悪霊等が寄り付かないように、との魔除けの意味が込められている。
【沖縄の民族・風俗・自然の本】から抜粋して記載しました。
以上、『紫微鑾駕』を調べた結果でした。
長々と読んで頂きありがとうございます。今回はこれまでです。また、何か気になる事があれば調べて載せて行きたいなと思います。 それじゃ、また
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